連載・特集
ヨーロッパ指圧浪越レポート(47):
- 2014.08.11
- 2024.09.20
7月26日スペインの首都マドリッドの北に位置するコンフォートホテルの会場を借りて浪越指圧ヨーロッパのインストラクターのためのセミナーが開催されました。通常年2回ヨーロッパの浪越指圧インストラクターがマドリッドに集合します。
日本の場合、学習機関は通常3月に卒業、4月が始業式ですが、ヨーロッパは6月が卒業式10月が始業式になります。浪越指圧インストラクターの質の向上、及び各インストラクターの年次報告の発表の場として長年定期的に行われています。今回は、夏休み前と言うこともあり30名の参加者でした。内訳は、オランダから3名、ポルトガルから3名、ベルギーから1名、ドイツから1名のインストラクター、そして22名のスペインの生徒及びインストラクターが集まりました。すでにヨーロッパのいくつかの国では、手技療法が自然療法の一分野としての法令化が行われています。指圧もスイス、イタリア、オランダでは、法令化が現に進行中です。そこに浪越指圧を正式に学科として採用させるために各国のインストラクターが奮闘しています。この報告がオランダの代表からありました。
通信業界の魔法の杖、スマートフォンが世に蔓延する中、スマートフォン症候群がマスコミでしばしば取り上げられております。この症候群を退治する療法は指圧しかありません。今この機会を指圧界が利用しなければなりません。こんな檄が飛び散る今回の大会でした。ヨーロッパに第2次指圧ブームの到来を感じさせる熱い大会でした。