10月27日、10月28日の2日間、ルーマニアの首都ブカレストで浪越指圧の講習会が開催されました。ルーマニアに浪越指圧が正式に講習会を開いたのは今回が初めてです。禅指圧（増永系）の講習会は過去何回か開催されたようですが、本格的な指圧の講習会は今回が初めてとのことです。ルーマニアはチャウシェスクの独裁政治が1989年のルーマニア革命で終焉となり年々共産党時代の印象も薄れて活気を帯びていると開催責任者のルシアン先生が言っていました。首都ブカレストも思った以上に近代的な都市で、今回はブカレストの中心にあるブカレスト商工会議所の会議場を主催者側が借りて、約30人の参加者を集めての浪越指圧の講習会が実現しました。開催責任者のルシアン先生は、マドリッドにある私の学校（日西SHIATSU学院）に2年間で計4回、集中的に訪れて、短期留学という形で浪越指圧を勉強した超まじめ人間です。今回も彼が地元ブカレストに浪越指圧ルーマニア協会を設立するに当たり、そのお祝いとセレモニーも兼ねて講習会を開催することになり小野田茂、小野田一生、鈴木靖の三人が招待されました。30人の参加者の大方が、理学療法士、マッサージ師、看護婦、医者の方々で、浪越指圧に大変興味のある人たちで教える側も大変楽しい2日間でした。東ヨーロッパの国に浪越指圧の協会が設立されて益々浪越指圧の普及に拍車が掛かることを期待する次第です。