小林秋朝先生の慰労会

阿部伸二先生が発起人として、小林秋朝先生指圧道50年を祝して、山の上ホテルのホールにて、9月23日土曜日午後6時より、慰労会が行われました。

会場にお集まりになられましたメンバーは、小林先生の教え子である日本指圧専門学校の卒業生、ベテランの指圧師仲間の面々、先生の長年の患者様等多方面の皆様が集まり、盛大に執り行われました。

参加者の面々で特に特質していたのは、ベテランの指圧師の勢ぞろいでした。

膝の手術で、病院を行ったり来たりを繰り返しているにもかかわらず出席された、鉄人稲場啓吾先生。

日本指圧協会副会長を長年されていらっしゃるテンミリオン指圧の木下誠先生。

同窓会の会長を長年務め、お弟子さんをお連れになりスペインで講習会をなされた川原善次郎先生。

今は亡き林三先生のお弟子さんたち。

また小林秋朝先生の慰労会参加のために最善を尽くされたにもかかわらず、学校行事のために参加できずのハワイの因泥先生からは、お祝いの手紙が送られてきました。

小林先生の近年の在校生、卒業生が目立ち、真に小林先生の50年の指圧道を祝うメンバーが90人ほど集合したわけです。

とりわけ指圧界の大御所オールスターの揃い踏みは、徳治郎先生も天国でお喜びのことと思います。

トップバッターとしてスペインの小野田が、小林先生の指圧歴を、パワーポイントを使用して紹介しました。

特に特質すべきことは、徳治郎先生、徹先生にご同行され、フランスパリの美容師グループから招待された講習会を皮切りに、近年に至るまで、何回となくヨーロッパに指圧講習に赴き、浪越指圧を普及されたことです。

ヨーロッパ特にイタリア、スペインの度重なる講習会にて教えを受けた治療師が、今現在、指圧を糧に、治療および指圧を教授する先生として活躍しているという事実があります。

種をまき、その結果、収穫期を迎えたごときの弟子が、沢山いるという現実があります。

ヨーロッパにおける浪越指圧の普及に多大なる貢献をしたレジェンドが小林秋朝先生です。結構その辺の海外での実績を知らない指圧の世界が、日本にはあるようです。

次に稲場先生、木下先生、川原先生等のベテランの先生方の祝辞が続きました。

会場が熱気に包まれる後半にさしかかった時に、浪越雄二先生が奥様を同伴されてお祝いに駆けつけてくれ、固い握手を交わしました。

クライマックスの花束贈呈では、小林先生の奥様と娘様が、会場に現れて花束の贈呈をしました。

このハプニングには、今頃嫁さんと娘は家でと想像していた小林先生には、まったくの想定外で、驚きを隠しきれないようなそして嬉しいような微妙な表情が大変魅力的で、印象的でした。

奥様の陰のお力があってこその50年です。奥様本当にご苦労様でした。

最後に皆様の笑顔を記念するために集合写真が、2グループに分かれ撮られました。

2時間弱の慰労会でしたが、まったくもって一生忘れられないイベントになりました。

特にこの会を陰ながら引っ張ってきた、発起人の阿部先生、企画担当の黒澤一弘先生、記録の鈴木健介先生,司会の近藤先生、他受付の先生方、そしてすべての次期の指圧界を担ってゆく、イベントに参加された同志の先生方に改めて乾杯。

そして小林秋朝先生50年の指圧道、本当にお疲れ様でした。

所で、来年の5月にイタリアからオーファーが来ていますがどうでしょうか。

塾SHIATSUPARACTOR
塾長　　小野田茂