連載・特集
ヨーロッパ指圧浪越レポート(47):
- 2019.04.13
- 2024.09.20
イタリア指圧講習会リポート
4月5,6,7、日、イタリアの北部のツリンという地方都市の指圧学校から招待を得て指圧講習をしてきました。
この北部の地方都市であるこの都市は、王様がいた時代は、イタリアの首都であったとのことで、誠に落ち着いた趣のある町という印象が漂う、日本人なら好きになるであろう街並みが至る所にある街でした。
指圧の浸透度もかなりのものなんだそうですが、ほとんどが禅指圧の学校で占められていて浪越指圧は、ほとんど普及されていないとのことでした。今回は、初めてということもあり、浪越の基本の手技を教えるかたわら,募穴、兪穴の位置が、基本ポイントとどう一致するかを中心にレクチャーしました。
実際イタリアでは、約20000人の指圧師が税務署に正式に届けて税金を払って存在価値をデモしています。
地方都市であるTURINではありますが、指圧がなんであるかの理解度は、かなりのものです。世界的な傾向で、PC、スマートフォンによる、諸症状が問題になっていて、指圧師の期待がいやがうえにも上がっているようで、手技療法に,従事しているプロにとっては、追風が拭いているようです。
マドリッドから飛行機で2時間の距離ですので、定期的に講習を開催することを約束して2日半の講習を無事終えて帰国の途に就きました。ヨーロッパは、今再び指圧のブームが訪れています。