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近況報告

赤ちゃんのための指圧

2015/3/23 浪越指圧ヨーロッパ協会代表 小野田茂

指圧の奥の深さを、治療師としてそして患者さんとして両側面から感じられることがしばしばあります。

中年の奥様が、更年期障害で指圧に希望を求めて来院します。何回か施術を受けると快方に向かい顔の表情に変化が現れてきました。

そして妊娠中の娘の腰痛を指圧に託します。出産時まで指圧を受けて元気な赤ちゃんの誕生です。予後の体力の回復にそして骨盤の調整にまた施術が始まります。

そして赤ちゃんの夜鳴き、便秘、下痢といった症状に赤ちゃんの施術が始まります。そして旦那のスマートフォン症候群、おじいちゃんの老化防止のアンチエージングのための指圧。このように指圧によってどんどん輪が広がってきます。第3の医学、予防医学がまさに花開くときがもうすぐ訪れるはずです。

今回は赤ちゃんのための指圧の講習を開催しました。赤ん坊は、慢性症状、急性症状に分けるとほとんどが急性のものです。そんなわけで各ゾーン、各ライン,各ポイントの奥に隠れた硬結も皆無で比較的表面の硬結処理で解決できます。治りも早く受けもいいので施術の目玉としてやり始めたクリニックもヨーロッパでもボツボツ現れるようになりました。

しかし症状の悪化も想像以上に早く、実は赤ちゃんのための手技療法はベテランほど難しさ,面どくさを知ってますのでやりたがらないのが実際です。私も赤ちゃんが熱があるとき以外は施術をしますが、できるだけ親御さんに指圧のポイント、簡単な施術法を教えて寝る前にスキンシップをかねたタッチング奨励しています。 今回赤ちゃんの指圧テーマにしたセミナーを開催しました。20人といった小規模なセミナーでしたが 冷や汗をかき、セミナーを行ったことを報告します。

浪越指圧ヨーロッパ協会
代表 小野田 茂

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