イベント報告
2020年11月1日と12月6日のオンライン発表
2020年は、新型コロナウィルス感染症が、世界的な猛威を震い、様々な感染症による生活様式の変化、緊急事態宣言による外出自粛が続く中、亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げますと共に、闘病中の会員には、心からお見舞い申し上げます。
さて、昨年、2020年11月1日には、24期金子武良先生が、人体科学会の東日本ユニット主催のオンラインセミナーで、「浪越指圧」について発表をしました。浪越徳治郎先生が指圧を日本に普及、発展なさったことから始まり、金子先生がソフト指圧を大切に施術なさるその理由や原因、指圧技術に対する思想まで、分かりやすく解説をなさいました。
また、同じく昨年の12月6日には、人体科学会の第30回学術大会にて、金子武良先生が私を含める合計5名での会員企画をオンラインにて発表しました。会員企画のテーマは、「心身の健康、共に考え学び合う」です。私が、最初に「コロナ禍におけるあん摩マッサージ指圧師とリンパ浮腫療法士の役割について」、統合失調症患者の症例報告を実技を交えながら発表をしました。たくさんの質疑応答があり、改めて指圧師、リンパ浮腫療法士としての活動の重要性を痛感しました。
2人目は、片岡尚子先生が発達障碍児童に対する食育の重要性を講義。3人目は、割田さえ子先生が気功の理論、姿勢と立ち方、站椿功のやり方、六字訣の実演。4人目は、宮﨑央桂先生が、マインドフルネス・メディテーションについての理論と実演を行いました。
そして、5人目に金子先生が、「筋肉の硬直と心身の不調の関係」について、うつ病と関節リウマチ患者の症例報告と共に、ソフト指圧の重要性について分かりやすく、解説をしました。筋肉の硬さと精神の関係についてと、筋肉の柔軟性の回復が、心の手当てともなる理論を展開なさいました。
参加者や大会理事からも、分かりやすい説明と理論が伴う、実践的且つ実際の生活にも役立つ内容で素晴らしい会員企画だったと好評を頂きました。
また、今年の2021年3月28日(日)の9時~、オンラインにて今春卒業なさる新卒生に向けたお祝い会として、金子先生と私の主催により、「指圧フェスティバル2021」と題してオンラインセミナーを予定しております。講師は、60期 野田千種先生、18期 齋藤良知先生、13期 佐々木重雄先生、24期 金子武良先生、私の計5名です。zoomでの開催となり、無料で参加が出来ますが、定員数は100名迄です。特に今春卒業なさる卒業生の方に、ご参加願います。申込みは、氏名、フリガナ、所属(学生は学校名、学年)(卒業生は卒業校、卒業期と現在の所属)の情報と「午前中のみ参加」を記入して送るようにしていただければ、そちらにZoomの情報を返信するという形で対応できますので、お知り合いなどには、そのようにお伝えください。申込みメアドは、jintaikagaku.east@gmail.comです。よろしくお願いいたします。
49期 中盛祐貴子