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リスボン大会

2020/2/25 ヨーロッパ指圧浪越代表 小野田 茂

2月15日、16日ポルトガルのリスボンで、年に一度定期的に行われる、ヨーロッパ指圧浪越の2020年度の大会が開催されました。

全ヨーロッパから約100人のメンバーが集合しました。特にイタリアのポリドリ先生のグループが約20人のメンバーが参加してくれました。フランス、ベルギィー、スイス、スペイン、地元ポルトガルと沢山のヨーロッパの国から来ていただきましたので、イタリア語、英語、スペイン語、フランス語と沢山の国の言葉が飛び交うまさしく国際色豊かな大会となりました。

今回は、浪越指圧の基本指圧の重要部分の反復と特にコロナウイリスの影響もあり、指圧を定期的に受けることの意味をメーンテーマとして、大会を組み立ててみました。免疫力のアップ、自然治癒力の向上といった現代社会を生きていくための基本的な予防医学を指圧でカバーするというまったくシンプル、かつ現代人に絶対必要な体への投資の啓蒙を謳う大会にしました。

実際、指圧の重要性が、年々増えているのがヨーロッパの現状です。複雑な社会に生きる現代人は、日々のメンタル的ストレスをどう解消して生き抜くかを真剣に考えている人が沢山います。このシンプルな疑問を解決できるのは、まさしく指圧です。すなわち私たちは、現代人の疾病を西洋医と協力のもとに、よりシンプルなスキルである手指を武器に施術をします。この技術の継承が私たちインストラクターの仕事です。年に一回この大会を開催することにより、日本の伝統手技療法をどう西洋医学とコラボをしてどのように効果を上げてきたかを報告するのもこの大会開催の意味です。もちろん情報交換の絶好の機会、こんなことも開催の趣旨です。2日間、各国のパネラーが、計7人壇上に上がり、デモを行いました。2日間という短い大会ではありましたが、1日目の夜の夕食会も盛り上がり、大変有効な大会になりました。

また今回は、19人の浪越指圧インストラクターの希望者を2日間、教育しました。最終的に実技とペーパーの試験をしました。来月の発表となります。来年の2月は、スペインのマドリッド開催を宣言して大会が終了しました。

Vídeo: https://www.youtube.com/watch?v=VvJ1XQKyeDs

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