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文化部「お花見と懇親会」実施報告と感想

  • 2025.04.18
  • 2025.04.18

去る2025年3月30日、上野公園の歴史ある会席料理店「韻松亭」にて、恒例となったお花見が開催されました。この日は66期生の卒業直後ということで、新卒業生のお祝いと、在校生や同窓生との交流を兼ねた場となりました。

お花見は、桜の状態や天気などにも左右されることから、タイミングが難しいもの。ですがこの日は天気も良く、桜もちょうど満開で、上野の山は賑やかなお花見日和。最高の環境の中で、「花見御膳」に舌鼓を打ちながら、約30名で和やかに交流することができました。

当日参加者のうち、6名の皆さんに感想をいただきました。以下ご覧ください(順不同)。


前日の雨が上がり清々しい朝を迎えた三月三十日。上野恩賜公園さくら通りにある豆菜料理・韻松亭に三十一名の同窓生が集いました。二階の和室からは薄ピンクに咲き誇る桜が一望でき、この季節が巡ってきた嬉しさを感じました。

指圧歴五十二年目でいらっしゃる同窓会文化部会長小林秋朝先生から、この上野公園は「青空指圧」という屋外でのボランティア指圧を初めて行った思い出ある所、という興味深いお話しを伺いました。公園には動物園、博物館帰りの家族、行楽の人達が沢山。指圧を行えば大勢の方に喜んでもらえる、と発想。許可の手続きに奔走し1976年10月10日の第一回目は徳治郎先生のご長男である徹先生が先陣を切り、見事盛況の結果に。翌年は徳治郎先生も参加され大盛況となり、約二十年継続、延べ二万人余りの方々へ指圧を行われたそうです。「青空指圧」という初めての試みで指圧を拡められた徳治郎先生、徹先生、秋朝先生の当時のお姿を思い浮かべました。

そして三年間、薫陶を受けられご卒業されていく先輩方からは、誇らしい門出のお話しが伺え良き影響をいただきました。同窓会という場に参加できた喜びを感じた時間でした。会を運営してくださった先生方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

68期 後藤浩美


今年の桜満開宣言が出された3月30日、上野恩賜公園内の韻松亭において同窓会主催の「お花見と懇親会」に参加し、お昼の会席料理をいただきました。

指圧師の大先輩の皆様が毎日とても充実し、はつらつと過ごすことができているのは、指圧のお陰ですと話されていました。何よりも指圧師は一生、現役で働いていけます、そして皆、病んでいる人たちを治してあげようとする温かい気持ちを持っている人たちが集まっています。また、指圧をしていて患者さんより「もっと強く圧して欲しい」と頼まれることがありますが、自分の指を守るためには「これ以上、私にはできません。」とお断りをする勇気が必要ですと教えていただきました。

最後は参加者全員で合唱をして終わりました。この会を企画してくださった先生の皆様、和やかな時間を共有させていただいたことに感謝します。

67期 高山佳子


同窓会文化部主催の『お花見と懇親会』に参加しました。上野駅改札を出てびっくり。桜の季節に上野公園に来るのは初めてでしたが、こんなに混んでいるのですね。想像以上でした!!その人混みを掻き分け韻松亭の2階に上がると大きな窓から満開の桜。『素晴らしい』の一言です。

会は小林秋朝先生のスピーチから始まりました。私達66期は秋朝先生に実技を指導して頂いた最後の学年です。秋朝先生の最後の授業で温かい激励の言葉をかけて頂き、涙もろい私は目頭が熱くなったのを思い出しました。

会の最後の5名の先輩のスピーチがとても印象に残りました。先輩方の生き生きとした姿と『学校を卒業して、この仕事を続ける事ができて幸せだ』と仰っていたのが胸に響きました。私も何十年後かに自信を持って笑顔でこのように言えるようになりたいと心から思います。

3年間の学生生活が終わり気を抜けていたのですが、大先輩方に背中をドーンと押して貰えた気がします。会の終わりに歌った森山良子さんの歌のように、私も、空を飛ぶ鳥のように自由に生きられるよう精進します。

最後にこのような会を準備して下さった皆様に感謝を申し上げます。卒業生の名札はピンク色で桜のシール付き。このような愛情たっぷりの心配りがとても嬉しく幸せな気持ちになりました。

66期 中村広美


卒業の節目となる本年、同窓会の”お花見と懇親会”に初めて参加させていただきました。
当日の上野は桜がほぼ満開で、多くの花見客で賑わっていました。会のタイミングと桜の見頃が重なる年は貴重との事で、ありがたい限りです。

場所は明治からの歴史を誇る韻松亭。公園を望む一室で同窓会の皆様と美味しい花見御膳を頂き、贅沢なひと時を過ごさせていただきました。先輩達からはお祝いやあたたかい言葉をたくさんかけて頂きました。

私共は小林先生に指圧を教えて頂いた最後の学年になります。在学中は先生の厳しくも楽しいご指導、そして全くお年を感じさせない指圧中の美しい姿勢を拝見することができ、指圧の楽しさを教えて頂きました。とても感謝しております。

私も年齢関係なく指圧に長く携わっていけたらと思っています。今回先輩方に卒業後の活動についてお話を伺うことができ、改めてその想いが深まりました。このような素晴らしい会に参加させて頂き、誠にありがとうございました。

66期 小向雅子


66期生の皆様、ご卒業おめでとうございます。また、国家試験もお疲れ様でした。

懇親会当日は、前日の雨が嘘のように暖かく、満開の桜が私たちの新たなスタートを祝ってくれているかのようでした。今回、初めて懇親会に参加し、卒業生・在校生を含め31名が集いました。座席はくじ引きで決められ、学校のことや指圧について、自然と会話が弾みました。

私が参加したきっかけは、神奈川県指圧師会や勉強会を通じて卒業生や在校生と関わる機会が増え、自身の再出発の思いを強くしたからです。この機会に初心に立ち返り、改めて指圧の道について深く考えることができました。

指圧の道を志す者として大切なのは、1)目標を明確にすること、2)プロとしての責任を自覚すること、3)患者の満足を第一に考えること です。自己満足に陥らず、相手の立場に立つことで本当の治療ができると感じました。指圧は自己成長とともにあり、私はその一端を担える存在でありたいと思います。

今回の懇親会を企画・運営してくださった先生方には、心より感謝申し上げます。21年前、青空指圧で初めて上野公園で施術した時のドキドキした気持ちを思い出し、今こそ再出発の時だと感じています。卒業生と共に、新たな一歩を踏み出していきたいです。

44期 金田美智子


令和7年3月30日は最高のお花見日和、上野の山の韻松亭での美味しい食事と宴会、窓の外は満開の桜、指圧師の交流の場を創りたいとの小林秋朝先生の広い思いから始まった文化部と記憶しています。

20期の自分は卒業時23歳で、夢中で指圧をしていました。卒業生を見て、懐かしい思いがしました。

70歳になった今では、指圧を仕事として出来ることが、感謝の思いでいます。

指圧の仕事は、人が喜んでくれる仕事、目の前にいる方がどうしたら良くする事が出来るかと思いながら、毎日暮らしている。指圧を終えた時、おもわず「良かった」と口に出して言ってしまい、「ごめんなさい」と言ってしまうこともあります。指圧の時間を「楽しい指圧の時間」と言っています。卒業生のみなさん指圧の時間を楽しんで頂きたいと思っています。 また会う日を楽しみにしています

20期  海上富雄

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