平成20年2月17日(日) 正午過ぎ、北九州の黒崎駅前の晴れ渡った青空のもと、激しい寒風の中に懐かしい顔が目に入ってきた。34期岩丸剛先生である。

今回、指圧学校同窓会の主催で地方での研修指導を行うことになり、副会長の私は同期の岩丸先生に、この面倒な研修会の地元責任者という仕事をお願いしたのだ。

東京方面からは青木宏会長をはじめ役員6名、事務局2名の参加。地元のメンバーは9名（福岡県6名、山口県2名、長崎県1名）、関東から2名、研修会に顔だけ出された地元の方2名の合計21名の参加であった。あらかじめ研修会の通知は、卒業各期の運営委員と前回まで指圧研修会に参加していただいた諸先生方、及び九州各県・山口県・広島県など周辺に在住する同窓生に事前に行っていた。

地方研修会という冒険とも思える企画を始めたのは、二年前の秋、富士市在住の川原善次郎副会長にお世話していただいた静岡での開催が最初であった。夏8月には東京・伝通院の指圧学校の実技室などをお借りして二回ほど実技講習会を行っていた。参加者数は午前・午後合わせて120名ほどとなり盛況であった。しかし、現実的には首都圏周辺のメンバーが集うばかりで、このままでいいのだろうか？という思いが同窓会役員の中に浮かんでいたのです。

地方の同窓生にとって、東京でのセミナー・講習会などへの参加は大変に厳しい。であれば、東京の同窓会役員が丸ごと地方に出て行って、地方在住の同窓生への何らかの応援・激励になればと考え、地方での研修が検討されました。そこに毎月のように地元でセミナーを主催されている川原先生が自ら志願され、初の地方研修会を静岡・富士市での開催となったのです。参加者は20名ほど。川原先生の手慣れた会合運営に助けられ、大成功となりました。

以後、翌年（平成19年）8月は学校、11月は富士市（15名参加）と続き、今回の北九州市での開催（第6回）となったのです。

地方での開催は難しい。研修会場の確保、宿泊施設、移動手段の検討など。岩丸先生には大変なご苦労をおかけしました。この場をお借りして、御礼申し上げます。大変にありがとうございました。

金子孝夫先生の講義
『ベッド施術への対応』

川原善次郎先生の講義
『保険適用の在宅マッサージ』

鈴木林三先生の『指圧実技研修』

研修会の内容は以下の通りです。詳しい内容は、別途ビデオなどで記録していますので、将来的に当ホームページからご覧いただけるように工夫したいと思います。

また、このページをご覧になり、我が街でも地方研修会をと希望する先生は、「お問い合わせ」を利用してお申し込みください。どんな地方でも前向きに検討してまいります。

開催概要

34期 沖原玉章