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行事のご報告

高知市にて第3回研修会が開催されました

2009/2/28

平成21年2月15日(日)・16日(月)の2日間をかけ平成20年度・第3回研修会が開催された。会場は高知県教育会館「高知城ホール」 2F大ホール、参加者は役員を含め16名であった。

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今回の参加者

(一日目)
第一講座 「合理的な押し方と臨床への応用」
金子孝夫 39期運営委員
第二講座 「臨床のための基本指圧」
鈴木林三 副会長

(二日目)
第三講座 「保険療法の現況と対応」
川原善次郎 副会長

第一講座、金子講師の講義はいままでの諸講座が、施療の効果や受け方(患者)への影響をテーマに取り上げる事の多い中、施術者のための身体の使い方、その合理的効果の検証と言う点で秀逸といえる。

『プライマリーセット』(氏の造語)とは顎を軽く引き肩を落とし項を上方に引き上げられるような姿勢が原点で、そのまま手掌を解剖姿位の前方に向けると、その結果肩関節が屈曲伸展0度の状態が出来、全ての関節に負荷の掛らない力の抜けた状態と認識、手指をセットしてから上肢が内転交叉しない事が、個々の施術者の持てる力を充分に発揮できる基本と主張する。参加者一人一人に体感してもらう為の実体験指導は、個々に納得して帰ってもらおうと熱がこもっていた。スポーツ、武道、ダンス等全ての身体を動かす身体動作の原点であると…。

第二講座、鈴木林三副会長の肩甲下部が全ての基本と言う教えは、手指の鍛錬からはじめ、指ができれば姿勢も強さも自然にわかると言うことで「理屈で解ろうとせず身体が出来るまで鍛錬する」ようにとの事。現地高知市在住の森田会員をモデルに要点を指摘しながら施療の模範演技を披露。

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「臨床のための基本指圧」鈴木副会長

二日目、第三講座は、あマ指の国家免許は医療行為の一部を分担出来る資格で積極的に保険治療をすれば一件一件は少ないようでちりも積もればトータルは馬鹿に出来ない。請求書類の煩雑さは、地域の業界団体に加入して代理請求をしてもらえばクリアーできるので積極的な取り組みを勧めたい…と強調された。又訪問先での不備な施術環境の中での基本指圧の対応を実演された。

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「保険療法の現況と対応」川原副会長

15日第二講座終了後、夕食をかねた懇親ミーティングでは高知在の北岡会員、高松の田村会員、福岡の内村(平江)会員などからローカルな話題を聞かせていただいた。

次回開催地は北陸、東北、北海道方面で選定したいという会員の声が出ている。会員の要望を運営委員・役員に届けていただきたい。

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