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行事のご報告

文化部 第7回企画「江戸東京博物館」に参加して

2019/10/31

61期 新澤貴美

10月20日 第7回文化部の活動が開催されました。

今回は総武線の両国駅から目に飛び込んでくるちょっと変わった建物【江戸東京博物館】へ行って参りました。そこでは江戸時代から現代までの歴史の移り変わりや暮らしぶり、歴史を彩ってきた人物など多くのものが紹介されていました。中へ入ると大きな架け橋が迎えてくれ、橋を渡りきると江戸の町並みが再現された模型が広がっておりテンションは上昇。そこを過ぎると徳川家の系図、大名の移動手段の籠、庶民の暮らし、娯楽、明治時代の洋館、戦前戦後(昭和)の生活、そして平成の液晶テレビ、携帯電話、スマホへと時代の背景が綴られていました。スゴイ!と感心させられるものから懐かしいものまで終始興味深く楽しめました。特別展の『サムライ』へも足を運びました。(写真のサムライの緊張した表情がいい!!魂を吸い取られる!?と思いながら撮影に臨んでいたのかも笑)

親睦会はちゃんこ鍋。自己紹介では各々の指圧に対しての思いや、これからのビジョンに触れることが出来、身体も心も温まる時間となりました。参加された先生方、在校生の皆さんお疲れ様でした。

時代の移り変わりは生活を豊かにしてきました。その進化は良いことばかりではなく現代病(ストレートネック、肩こり腰痛、自立神経の乱れなど)をも作り出しています。

今まさに私たち指圧師がスクラムを組み現代病を打破すべき時代といえるのかもしれませんね。

 

62期 黒澤敏文

今回の文化部第7回企画は、江戸東京博物館見学、そしてちゃんこ鍋を味わうという企画でした。埼玉出身の私にとって江戸東京はあこがれの町であり、もっと良く知りたいという希望にピッタリの企画でした。両国には初めて行きましたが、こんなすばらしい博物館があった事にまず驚きました。特別展として「サムライ」が開催されており、江戸東京の歴史を知る上でさらに深い感銘を受けました。まず一番に感じたことは、江戸東京は度重なる大災害から不死鳥のように何度も復活していたという事実でした。江戸時代に絶望の中からより安全に暮らしやすい江戸の再建に活躍したのが「サムライ」と知りました。また江戸から東京に変わる時にもサムライから進化した人々が多数活躍しています。特に一番興味深かった事件は、江戸城無血開城でした。徳川幕府末期に最後の将軍、徳川慶喜や勝海舟らの行動で、火の海になるかもしれなかった江戸の町を守った事は、その後の東京への発展に大きく寄与したと思われます。サムライの活躍した歴史を学んでいく中で、先日ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんの言葉を思い出しました。成功する研究者に大切な事は、柔らかい頭と固い頭を使い分けること言われていました。サムライも勝海舟のように柔らかい発想をした人々が江戸から東京に変わる時に大きく貢献したと思われます。これからは武士道ならぬ指圧道を学び、サムライのように強固な精神的支柱を持ち、柔らかい頭で「指圧」を世界に発信していけるよう精進したいと思います。新しい発見が見つかる文化部の活動に、もっと多くの方が参加できたら嬉しいです。

63期 齋藤裕子

10月20日(日)の文化部第7回「江戸東京博物館」見学に参加させて頂きました。

入学して半年が過ぎましたが、文化部へ参加する事はハードルが高いように感じ躊躇していたところ、今回は先輩からのお誘いもあり思い切って参加させて頂きました。

当日集合場所に着くと、学校でよくお見かけする先輩方が沢山いらっしゃりほっと一安心。

小林先生もいつものダンディな装いで笑顔でいらっしゃり、卒業生の先生方もとてもお優しく、見学中もお話しをしながら一緒に回らせて頂きました。

江戸東京博物館では、江戸時代の街並みがミニチュアで展示されていて、イキイキとした町人も沢山いてとても可愛い。

江戸城の大広間が天井まで細かく再現されているのを先輩が発見!

気付かずに眺めていたのに、先輩の一言で再度皆集まって「すごーい」と皆で関心したりしました。

いや、そんな所に気が付く先輩が一番凄いかも?

書物なども沢山あり、解体新書の翻訳本を発見!同級生と「思ったより小さい冊子で、本当に、かなり正確に書かれているね。」と興奮しあっという間に時間がすぎました。

また、特別展「サムライ」があり、甲冑や本物の刀なども展示されていました。

私は歴史が苦手だったのでなんとなく眺めていたのですが、先輩方は、地理だったり、歴史だったりと興味があるものが皆さん違い、色々と説明をしてもらいながら見学ができました。

江戸~東京への時代の変化を見つつ、先輩方と楽しく廻る事ができました。

見学後はちゃんこ屋さんへ

先生方が、各テーブルに別れて下さり、美味しいちゃんこを食べながら、色々とお話しを聞く事ができました。

何より現場に出られて経験豊富な先生方から、実際の診療でどのような事が求められるか、どのように人との繋がりが出来ていくかなど、卒業後に進む道を考える上で為になるお話を聞けたことがとても嬉しかったです。

そして先生方、皆さんとってもパワフル!

具合の悪い人の話を聞くと、即、治療方針を考える先生方。すごい!!

治療家って常に人の身体を考えているんだなぁ。

と改めて思い、自分もいつの日かそんなふうになりたいなぁという目標ができました。

今回は思い切って参加して本当によかったと思います。

在校生の先輩、卒業生の大先輩と、学年を越えての繋がりができ、暖かく後輩を受け入れてくれるこの学校に入れた事は私には宝物です。

優しく熱く接して頂きありがとうございました。また是非参加させて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。

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