行事のご報告
日本指圧専門学校文化部「人体」展覧会に参加して
2018.6.17(日)日本指圧専門学校文化部 「人体」展覧会に参加して
六月十七日(日)に第二回同窓会文化部企画の「上野国立科学博物館 NHK人体の神秘」展覧会に行ってまいりました。参加いただいた方々より感想のお便りを頂いていますのでご紹介させていただきます。
副部長 大野まゆみ
朝8時、国立科学博物館前に到着です。既に20人以上待ちの大盛況。並び始めて10分後に後ろを振り向くと、びっくりするくらい列が長くなっていました。小学生以下の子供をつれた家族連れの多さに、これからの日本の未来を予見する思いもしました。
事前に「整理券が配布される」ことや「整理券は15分単位になっていて、印字時刻以後なら有効」ということや、「確実に当日の整理券を受けられる時間は朝8時に並ぶ」など 会長と部長は、何日間も事前に下見をし、情報収集に励んでくれていました。
4名(文化部会長、部長、副部長2名)で、今日の成功を予感しながら9時の「整理券配布」を並んで待ちました。その間、顔見知り(在校生と、会長が何日も下見に訪れて知り合った)の「人体展スタッフ」の方が、親切に声をかけてくれました。
9時。無事「整理券」を受け取れました。カフェでデザートプレート頂きながら、本日の行事の予定や、今後の文化部の計画を模索。まだまだ集合時間(13:30)には早いので「上野精養軒」で、名物「カレーライス」を美味しく頂きました。
13時30分、国立科学博物館前に14名全員集合。
「17時00分に再び入り口に再集合」を約束し、いざ入館。
ギリシャ神話の格言で「汝自身を知れ」が印象的。「人類は自らを知るためにどのような努力を重ねてきたのだろう、そして、血管系について考える」
第1章 人体理解へのプロローグ
- レオナルド・ダ・ヴィンチの「解剖手帖」ウィンザー城王室コレクション所蔵の解剖図
- ヴェサリウスの『ファブリカ』
- 金沢大学医学部記念館所蔵の「キンストレーキ」 etc
第2章 現代の人体理解とその歴史
循環器系と泌尿器系、神経系、消火器系と呼吸器系、運動器系、発生と成長
- 血液循環説を唱えたハーヴェイ
- 毛細血管を発見したマルピーギ
- 顕微鏡
- アルバートアインシュタインの脳(新潟大学) etc
第3章 人体理解の将来
- 子どもたちへ etc 沢山の展示に大満足でした。
常設展示も見られるので、地球館と日本館にも行ってみました。個人的にからくり時計を見たかったので、江戸時代の発
明家田中久重が作成した国指定重要文化財の「万年自鳴鐘」を見学。フーコーの振り子も変わらず存在。日本館の建物
は昭和6年完成した国指定重要文化財建物。ミュージアムショップで星空傘を購入して退館しました。
17時15分には懇親会会場「まるごと北海道」到着。懇親会から参加者もいて、総勢17名で、大盛況。「近況」「指圧のこと」「指圧界の将来のこと」「指圧を業とするには」「資格を生かせる仕事」など、楽しく、有意義に、各自の情報収集や意見交換を行いました。和気藹々!!
二次会にロッテリアでカフェタイム。話し足りない老若男女が、ここでも楽しい時間。あっという間に23時近く。解散。
次回は 縄文1万年の美 ですね。
2-B 中村三千代
今回は、上野国立博物館「人体」を、13:45~16:45、各々で見学後、再集合という形で開催されました。私も生理、解剖で習った記憶を思い出しながら、クイズをしたり、人体模型の精密さに目を奪われたり、神秘な世界展でした。
見学後は夜の街へ。小林秋朝先生、黒澤一弘先生、大崎益弘先生、大野まゆみ先生、中盛祐貴子先生方からのお話の中、指圧と浪越の素晴らしさを改めて学べ、有意義な楽しい時間を過ごさせて頂きました。
お酒の後、帰りがたい数人が小林先生とカフェへ、先生はとくに、東日本大震災で指圧のボランティア活動を行えなかったことにお心を痛めておられ、これからの文化部の活動として、卒業生も在校生も共に指圧のボランティア、青空指圧の復活、隅田川花火大会の屋形船、一泊旅行等、先生は180歳(笑)迄寿命延長して企画、運営に携わって下さるとお伺いしました。
何かの縁があって入学した学校。この縁を大切に文化部がより大きな組織になったら素敵だなと思いました。
先生、先輩、企画から手配迄、ありがとうございました。
1-A 辻 幸一郎
6月17日第2回文化部活動で上野の国立科学博物館で人体の神秘展と懇親会に行かせていただきました。
当初私は、人体展は以前行っていたこともあり、最終日ですごい混みあって大変だから今回は、遠慮しようと思っていました。
しかし同窓会総会の懇親会の時に小林秋朝先生にお声掛けしていただき、そして第一線で成功してらっしゃる先輩方のお話も聞かせていただきたいなというのもあり、参加させていただきました。
当日は、暑くもなく寒くもなく、とても穏やかな気持ちの良い天気でした。
人体展は、やはり大変盛況でした。そんな中観させていただき私はある事に気付きました。以前よりも分かる単語が増えていると。
なんだかすごく嬉しく楽しくなって人体展に来て本当に良かったなと思いました。
そして懇親会では、北海道花の舞という居酒屋に行かせていただきました。幹事の大崎先生の今日は浴びる程たくさん呑みましょうとそんな和やかな雰囲気の中懇親会が行われました。しかし顔ぶれは、小林秋朝先生はじめ黒澤先生や、第一線で成功してらっしゃる先輩方がずらり。
そんな中私に先生、先輩方は気さくに話しかけて下さり、質問に対しても親身に情熱的に答えてくださり、本当に文化部活動に参加させていただき良かったなと。一緒に指圧を志す仲間なんだなという気持ちになりました。学生の方々は、敷居が高い同窓会の活動だからと遠慮されてる方もいると思いますが、こんなにたくさんの第一線で働いている先生や先輩方がいる部活動は無いと思います。是非一緒に参加して学び、そして楽しめたらいいなと思います。最後に文化部立案企画してくださった先生、お忙しい中文化部活動に参加してくださった先輩方、本当にありがとうございました。